2013-01-01から1年間の記事一覧

様々な制約条件の中から最適解を求める〜ソルバー機能の活用

今回はソルバー機能について解説したいと思います。様々な制約条件がある中で、最適な解を求めるときに活用できる機能です。大変便利なので是非習得してみてください。今回もいつものように事例を使って解説しましょう。 B社は特殊な部品を委託製造する会社…

モデル化して売上計画を作る

今回は実践編ということで、事業計画を立てるときの売上計画の作成法について考えてみたいと思います。たとえば・・・ということで今回はこんな事例で考えてみましょう。 ホールフーズ社はサプリメントを輸入販売している企業。これまで好評だった「ナチュラ…

ピボットテーブル

今回は大量のデータを有したデータベースを、容易に編集加工するツールであるピボットテーブルの操作法について説明します。ピボットテーブルを使うとクロス集計が簡単にできます。 クロス集計とは何か?クロス集計とは、複数のデータ項目を縦・横にとって、…

重回帰分析

エクセルには本当に多くの機能が搭載されていますが、今日はその中でも覚えておくと便利な重回帰分析のやり方について説明をします。そもそも重回帰分析とは何か?事例を使って説明してみましょう。(僕は統計の専門家ではないので、初歩的に知っておいたほ…

感度分析とシナリオ分析

エクセルを使ったシミュレーションで、是非定番スキルとして習得しておきたいのが感度分析とシナリオ分析です。 ※今回使用した元になるエクセルファイルはこちらからダウンロードできます。 https://www.dropbox.com/s/8mg92tn8m7vij3d/20131211_sensitivity…

知っておくと便利なエクセル関数(2)〜数値の編集編

表計算以外にも数値を扱ったデータの加工修正などにおいてもエクセルは力を発揮します。今回は良く見受けられるシステムなどからダウンロードした生データを加工する際に便利な関数をいくつかご紹介しましょう。今回の動画はライブ版でお届けします(笑)い…

知っておくと便利なエクセル関数(1)〜集計編

エクセルは「表計算ソフト」とも言われるくらいですから(もう死語?)、数値を集計する際に威力を発揮するわけですけれども、簡単な四則演算だけでなく、これらの便利な関数を知っておくと本当に作業効率が高まります。今回は基本的だけど頻繁に使える、集…

時系列グラフの作り方

今回は時系列グラフを作ってみましょう。グラフの作成手順自体は全く難しくありませんが、そのグラフで何を伝えたいのか、メッセージは何か?ということを意識して修飾してみたいと思います。今回のデータは、私の大先輩がたが経営している高島株式会社の売…

劇的に作業時間を短縮するエクセル操作テクニック集

エクセル作業で最も時間を要するのは、実はマウス操作です。マウスを動かす、左クリックする、右クリックする、選択肢を選ぶ・・・ちょっと意識すると、この操作だけで結構な時間を使っている事がわかります。逆に言うと、このマウス操作を簡略化させれば、…

回帰分析を活用して損益分岐点売上高を計算する

今回はエクセルの回帰分析の機能を用いて、実際の企業の損益分岐点売上高を計算してみましょう。題材としては日産自動車の財務諸表を使います。(損益分岐点の考え方に自信がない方は、こちらをご参照ください)損益分岐点売上高を計算するための手順は、下…

What-If分析

エクセルの素晴らしいところはシミュレーションをかけられることです。ロジックを組んでおくと、各インプットを動かすとどのようにアウトプットが変化するか、簡単に把握することができます。このシミュレーションをさらに便利にするのがWhat-If機能。特にゴ…

バブルチャートの作り方

散布図を応用したものにバブルチャートというものがあります。散布図は2つの変数を縦軸・横軸にとって、その二つの変数の関係性をみるためのものですが、そこにもう一つの変数をバブル(泡)の大きさで表現することで、3つの変数を可視化することができます…

散布図の作り方

散布図とは、2つの変数の関係性を可視化したグラフです。横軸(X軸)と縦軸(Y軸)それぞれの数値を満たす点をプロットしていくと、視覚的にその二つの変数の関係性が見えてきます。以前紹介した【グラフの選び方】では「Relationship(関係性)」に含まれて…

DCF(NPV、IRR)法で投資判断をする(1/2)

今回はケーススタディです。下記のような事例を基にエクセルを使って投資をするかどうかの分析をしてみましょう。 A社は創業10年の中堅消費財メーカーである。主力商品である「オレンジシャンプー・コンディショナー」がヒットし、昨年度の売上高は50億円ま…

DCF(NPV、IRR)法で投資判断をする(2/2)

まずは所与の情報からベースシナリオでのエコノミクスを作ってみました(詳細はこちら。またここまでのエクセルシートはこちらからダウンロードできます→dcf_2.xlsx )。ただこれで「分析」を終わらせてしまっては単なる計算機の仕事でしかありません。ここ…

ウオーターフォールチャートの作り方

ある2つの指標を比べるときに、その差異を構成する要素ごと見えやすくして表示するのがウォーターフォールチャートです。以前紹介した【チャートの選び方】では「Composition(構成)」に含まれていましたが、時系列推移比較ではなく、あるPoint of Timeで何…

(参考)グラフやチャートを美しく見せる方法

[http://d.hatena.ne.jp/stj064/20120401/p1:title=] はっとするようなセンスの良い美しいプレゼンテーション資料を作る人ってたまにいますよね。美しいだけでなく、言いたいことが非常によく伝わる、プレゼンテーションのお手本のようなスライド・・・そん…

エクセルのシート上を自由自在に移動する

エクセルで作業する際に最も時間がかかるのがシートの移動。マウスを使わずに手元のキーボードだけでシート上を自由自在に移動することができると非常にスピーディに作業をすることができます。今日はそんなスピーディな作業のために知っておくと便利なショ…

グラフの選び方

プレゼンテーションで数値データをうまく伝えるときに効果を発揮するグラフ。数値だとなかなか実感できませんが、グラフで可視化すると直感的に理解しやすくなりますよね。でもどういう目的でどういうグラフを選んだらいいか、悩む人も多いと思います。 今日…

トルネードチャートの作り方

事業を構築する各インプット項目(売上を構成する単価や客数、リピート率などの指標)を動きうる範囲で動かした時に、最終的なアウトプット(売上や利益)がどのように変化するか、感度分析をすることも多いかと思います。その感度分析の結果をビジュアルで…

(参考)伝わるデザイン

同じ内容を説明されていても、プレゼンテーション資料の出来によって伝わり方は違ってくると思います。そんな伝わる資料の作り方のヒントになるサイトがこちら。【伝わるデザイン〜研究発表のユニバーサルデザイン】研究発表向けの指南ページになりますが、…